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日記、もしくは何ということはない話をするページ。


547. 11周年&創作小説の新章を上梓(2012/12/27)
 も〜い〜くつ寝ぇるぅと……と歌われてる年の瀬ですが、皆さま
いかがお過ごしですか? 私は30日の大晦日イブまで仕事なので、
あまりその気分が出ておりません(泣)。

 さて、今年も今回が最後の更新となりましたが、先週も告知した
通り、連載中の創作小説「修道士マルコ」が一年ぶりの新章上梓と
なりました。でもこれホントは今年の夏季用の分なんですけど……
半年ほど遅れましたが、無事に掲載できて作者もホッとしてます。
今回の第三部第三章は「初めての旅」のお話で、マルコもようやく
旅をはじめる。これ以後はシンドバッドよろしく「X回目の航海」
みたいな感じで旅を繰り返すので、すんげぇ気の長い話(笑)。
 ちなみに、本作は掲載6作目の「小さな英雄」につながることに
なってるんですが、その時点で旅は4回目になってるハズ……なん
ですけど、現在の執筆ペースだとそれはかな〜り先のことになる。
来年はなんとか夏と冬の2回上梓したいものです(泣)。

 泣き言はさておき、本サイトも無事に11周年(12月17日)
を迎えられたのはまことにおめでたいことですな。PCの不具合に
より一時は休止に追い込まれもしましたが、なんとか復活です……
あんまり無事とは言えませんが(笑)。現状が良ければ全て良し、
てな感じで、気楽に考えてやってこうと思っております。これから
もどうぞご贔屓に。

〜今週の更新情報〜
 創作小説「修道士マルコ」第三部第三章「初めての旅」を掲載。
それとトップ絵も「巳年=み」にしておきました。本当は「レッド
スネーク、カモン!」みたいな絵にしたかったんですけど、生憎と
資料が見つからなくてもうそのまんまです。
 いつもの「らいぶらり」はコミックが1作追加です。

 でその1作は、辻灯子「よゆう酌々」第1巻です。これは芳文社
「まんがタイムオリジナル」で連載中。内容は、舞台はとある町の
小料理屋。バツイチのうえに失業してまったヒロイン・三森優は、
実家に出戻りでこれからどうしよう、という時に母・怜が再婚する
という。生活のため、小料理屋「みもり」の女将に就任することに
なったが、料理は全くできなくて……という、4コマ漫画。

 で見かねた大女将(怜)が、腕のいい料理人を連れてくる。戸田
篤志は若くて長身、イケメンの板前で……という展開。この二人で
どうにか店を運営していきますが、料理ができない女将は使えない
存在なのだ。笑えるのはこの女将のダメっぷりです。でもその反面
酒には詳しく、とても呑める人なんですな。いや呑むばっかりじゃ
よけいダメだよ(笑)。
 しかし、この女将(優)はカワイイですね。ドジっ娘というほど
ではなくて「天然」の部類か。作中でも「隙のある女はモテる」と
語られてます。前に読んだ「孔明のヨメ」もそうだったけど「料理
のできない女」は、格好の題材なんですな(笑)。まあ、私的には
「和服萌え」もあるんですけどね。

 話は変わりまして来年の更新ですが、私は三日まで実家に帰って
おります。三日に戻る予定のため、できたらその日に更新したいと
思っております。
 それでは皆さま、良いお年を〜。


546. 数えてみた(2012/12/20)
 本サイトを再開するにあたって、休止中期間に読んだコミックや
書籍とかを数えてみたんですが……66冊にもなってたよ?(笑)
いや「よく読んでるなぁ」って感じですね、我ながら。

 でもまあ、66冊でも半年で割れば一ヶ月あたり6冊強なので、
「そんなでもないか?」って気もしてます(笑)。でも、これじゃ
感想記事の執筆は追いつかねぇ。ナゼなら「またこれからの半年で
同じだけ読む」と予想できるワケで、感想記事を書くんなら、倍の
ペースになる計算なのだ(泣)。
 とりあえずコミックの続巻とかは後回しにして、新作の追加分を
先に紹介しようと思っている。続きモノとかはもう次巻が出た時で
いいかって感じですね。

 一方で、本サイトのメインである創作小説ですが、これは来週に
も掲載するつもりです。連載中の長編「修道士マルコ」の続編で、
第三部第三章になる……ちゅうか、ホントは8月に掲載してなきゃ
いけなかったんですけど(泣)。ま、旧PCの熱暴走事故のため、
この年末までズレ込んだってことです。
 その第三章ですが、今回のサブタイトルは「初めての旅」です。
内容は、マルコが叙勲されたマリエル子爵の一時帰郷について行く
ことになって……という展開。実はこれ当初の予定ではカットする
ハズだった部分で、その後「全部書く」ことにしてから追加された
章なんですな。まあ普通に書き進めても長いお話のため、どこかで
「はしょる」必要があるだろう、と思ってたんですが、全部書くと
決めたからには、外せません。それに、この章ではマルコの性格に
ちょっとした変化が現れる部分なんです。他でやろうと思っていた
ことですけど、当初の予定のまま書く……ということになったワケ
ですな。

 では、再開した本サイトと同様、創作小説もゆっくりまったりと
お付き合いくださいませ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 その1作ですが、雨蘭(うらん)「無邪気の楽園」第1巻です。
これは「ヤングアニマル嵐」で連載中で、既に2巻が出てますね。
で内容は、主人公・反田省太は25歳。冴えないニート生活のある
日、小学校の同窓会に出席する。しかし、そこでナゼか15年前の
世界にタイムスリップし、年齢も元に戻ってしまう。当時あこがれ
だった「春風このみ」とも同級生に戻ったが、子供の無邪気さは、
25歳にとってはエロすぎて……という、SFちっくな学園モノ。

 本作はSF的なのは設定だけで、全篇がエロコメ作品です(笑)。
スク水のプール授業から始まり、ブルマー女子の体育に男女一緒の
身体測定と「いかにも」なシチュエーションが満載。そんな中で、
精神年齢25歳の省太はヒロイン・春風このみの「女優になる」と
いう夢を知っていて、励ましてやったりもする。それがこのみにも
好印象を持たれて……という、超ご都合主義のお話(笑)。
 毎回の展開はと言うと「10歳の子供(特に少女)の無邪気さに
省太が打ちのめされる」というパターン・オチなんですが、不思議
と違和感はありません。作者は以前、Hなローリー漫画を描いてた
だけあって、そこいらへんのツボは心得たものですな。

 しかし、よくよく考えてみると、小学校の時は体育とかの男女の
着替えって、確かに一緒だったよな。さすがにプールの着替えは別
でしたけど……こうして思い出してみると、このおバカな展開にも
妙に納得してしまうから不思議。ちょいと穿った見方をするなら、
ローリー趣味を助長してるのは「この習慣」だとも言える。
 それと、本作はアマゾン・ランキングのコミック部門で見事1位
になったそうな……これ1位なのか!?(笑)


545. とりあえずキャプチャ(2012/12/13)
 にゅうPC自作のあと、新たにキャプチャボードを買おうと計画
してたんですけど、いまTVが観れないと困るので、とりあえず的
にUSB接続のキャプチャ・ケーブルを購入してみたよ。

 モノは「USB2CUP−L」で、フリーのソフトでもサポート
しているメジャーな製品。しかしケーブルだけでチューナーが無い
ため、ビデオから繋いで観てます。なので「チャンネル切り替えは
デッキのリモコンで」という、かな〜りめんどくさい仕様になって
しまってますが……まあ「とりあえず」コレで。
 ネットでも色々調べてますけど、キャプチャボードも種類だけは
たくさん出てますな。しかし、私の都合に合う物が無い……TVの
チャンネルの切り替えもできて、ビデオ映像のキャプチャもできる
製品は、ほぼゼロですね。う〜む……ナゼにしてこんなことに? 
デジタルの恩恵は画像がキレイで劣化もしないことですが、色々と
弊害もあるんですな。

 ところで、前回「ウィンドウズが64になったため起動できない
ソフトが数多くある」と書きましたが、プログラミング言語ソフト
「Delphi5」の起動は確認できましたので、そんならいっそのこと
「必要なソフトは自作するか」という気分になってます。
 この「Delphi5」はウィンドウズ95時代に出た古い製品ですが、
現在でも開発は進められてますね。プログラム言語的にはパスカル
(Object Pascal)になるんですが、実行ファイル(.exe)を作る
コンパイラは64でも正常に動作しているので、自分で使うソフト
を自作するぶんには問題ナシですな。

 いま一番の問題だとペイント・ソフトですか。PCXファイルが
サポートされなくなったのが痛いな。エクスプローラーのフォルダ
でもプレビュー画像が表示されなくなったため、画像変換ソフトの
一覧(サムネイル)から見てる始末……見れるだけマシですけど。
使っていた編集ソフトでもバージョンアップ版ではサポートされて
いないので、新たに別のソフトを使おうかと思ってたのだ。でも、
求めている機能が無かったり、使い勝手が悪かったり、または機能
バブル(超高機能)でエライ高価だったりと「なんかこの中間的な
ソフトはないものか?」って感じ。なら「作ったほうが早いんじゃ
ねぇのか?」ちゅうことで。PCも自作なら、ソフトも自作ですよ。
ヲタクはこうでなくちゃくちゃね(笑)。

 ちなみに、言語ソフトの「Delphi」のシリーズは元々「Borland」
(ボーランド)社が出してたんですけど、発売元が「Embarcadero」
(読みは「エンバーカデロ」でいいのか?)に移行して、現在でも
新製品が出てますね。しかし、フルセット版が10万円もする……
私が購入した当時の「5」は確か8000円だったけど、どんだけ
高機能になったんだろ?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 でその1作ですが、杜康潤「孔明のヨメ。」第1巻です。これは
芳文社「まんがタイム」系にて連載中。内容は、時は三世紀初頭の
中国。舞台は荊州の襄陽。現在だと湖北省の北西部のあたりに、黄
月英(こう・げつえい)という、お年頃の娘さんがいた。この黄家
は地元の大豪族だったが、一人娘の月英は勉学や工作が得意な一方
で家事は全くできない。困ってしまった父親の承彦(しょうげん)
は、月英の結婚相手に郊外に隠居する青年・諸葛亮孔明を選んだが
……という、三国志ネタの4コマ漫画。

 本作は三国志の登場人物の中でも、最も名高い諸葛亮孔明とその
ヨメさんが主人公。このヨメは家事が全くできない、童顔ツルペタ
の箱入り娘で……という設定。三国志のネタでも本人ではなくその
ヨメ、というのがちょっち目の付けどころが違いますね。隠居青年
の孔明は、弟・諸葛均(きん)と二人で貧乏な暮らしをしていた。
生活必需品よりも書を買ってしまう(笑)という、身につまされる
暮らしっぷりなんですけど、ある日突然に、黄承彦と出会ったこと
で月英との結婚が決まる……時代風俗的に考えてあり得ねえ話です
けど、月英が可愛いからオッケーなのか?(笑)

 嫁入りした月英は、諸葛家の井戸が壊れていたため、得意の設計
工作の腕で修繕計画を披露するが、費用が嵩むのでボツに(笑)。
黄家は大富豪だったのだが、諸葛家は貧乏なのである。この対比も
面白いですね。
 ちなみに、黄月英は実在の人物で、孔明との結婚も歴史的事実。
しかも、父親・承彦の亡き妻の妹・蔡(さい)は、荊州のトップ・
劉表の奥さま……彼女は月英の母方の叔母にあたり、そのダンナの
劉表は州都・襄陽の刺史(しし=長官)である。当時の荊州は湖北・
湖南省にまたがり、河南・陜西の一部地域をも含む広大な土地です。
一方の孔明は弟の均と、自給自足の生活……エライ差ですな(笑)。

 作者の杜康潤(とこう・じゅん)は、大の三国志マニア。趣味が
嵩じて聖地の巡礼(中国の旧史跡巡り)もしてるほど。今後も色々
マニアックな話が聞けそうですね。
 しかもこの単行本、出た途端に完売したらしくて、どこの本屋に
も置いてなかった。私がようやく見つけた時には、二十日足らずで
三刷りもしてましたよ。三国志人気恐るべし。


544. ぼちぼちと再開(2012/12/6)
 今年6月から休止してた本サイトですが、ようやく再開のメドが
立たちましたよ……とはいえ、まだ休止の理由も説明してなかった
ハズですよね? 実はと言いますと、6月のアタマに旧マイPCが
熱暴走でイカレちゃったんですよ(泣)。

 前のPCも自作のウィンドウズマシンだったんですけど、とても
古くて処理速度も遅かったため、ファスト(ターボ)モードで運用
してたんです。これ現在はオーバークロック仕様とも言いますな。
それが夏の暑さのせいで調子が悪くなり、あえなくご臨終と相成り
まったのです……まあ、直接の原因はCPUのクーラーにホコリが
付着してて、いつのまにか冷却効果が低下してたせいです。ハード
ディスクもイカレて、データがトンじゃったし……ああ、無情。

 気を取り直し、新しいPCの自作を決意。ウィンドウズ7(64)
を選択して、内部パーツを総取っ替え。旧PCから流用したのは、
ケース以外ではビデオキャプチャボードだけでしたね。組み上げは
順調に進み、トンだデータもリカバリーソフトで無事に救出できま
したよ。
 と、ここまでは良かったんですが、64になると今まで使ってた
ソフトがほとんど使えず、作業環境を一から再構築しなけりゃなら
なくなった……この設定にエライ時間が掛かりましたね。

 まずつまづいたのはワープロの「辞書」で、IMEでは登録単語
の引継ぎができなかった。ナゼにして? ふつう、できるよね? 
このため、単語と用例を最初から登録し直すハメになる。もしかで、
救出できたと思ったデータは壊れてたのかもしんない。
 次に、お絵描きソフトを新版にバージョン・アップしたんですが、
既定で常用してた画像フォーマット(PCX)がサポートされなく
なっていた……マジですかい!? 古いファイル形式は、こうして
切り捨てられていくんだな。これは画像変換ソフトを使い、BMP
形式に直して使うことにする。そのうちウィンドウズに合わせて、
全部BMPになるんだろう。

 幸いワープロ本体、メーラー、ダウンローダーなどはバージョン・
アップ版のソフトが問題なく使えましたよ。ただ64版では32版
のゲームソフトはほとんど起動しない。ウィンドウズのXPモード
やバーチャルPCで起動できるソフトもあるが、どうやっても起動
しないソフトは諦めるよりしょうがない。XPのノートPCとかを
中古で買えばいいんでしょうか?(笑)

 またハードにも問題があった。高価なビデオキャプチャボードが
認識せず、これじゃTVが観られない……ボード自体はメジャーな
ATI製なのでドライバーはあるものの、キャプチャ・ソフトの方
が64に対応してないらしい。
 で、いろいろ調べてみたところ、どうやらHDCP信号(コピー・
ガード信号)に対応してないことが判明。既にTVはデジタル放送
ですので、HDCP信号に対応してないソフトは全滅なのである。
巷のフリーキャプチャソフトも試してみましたけど、やっぱりダメ
でした。
 そこで、新しくキャプチャボードを買おうかと思ったんですが、
ネット上で調べてみたら、この系統のトラブルは続出してるそうな。
アナログ・デジタル変換できるプロ用の機器は、ン十万もするのが
ちゃんとあるんですけど、ご家庭用のちょっとしたキャプチャには
向かないわな(笑)。
 今までは特に気にしてなかったんですけど「みんな苦労してるん
だなぁ」という印象でしたね。

 さて今後の更新予定ですが、できれば以前と同様、週1回木曜に
更新していこうと思っております……しかし、休止期間中に読んだ
コミックや書籍はどうしよう? かなりの量になってるんですが、
これから追いつけるのかなぁ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 その1作は、こだくさん「きょうの思春期」第1巻です。これは
イブニングにて連載中。内容ですが、舞台は片田舎の女子中学校。
思春期を迎えた女生徒達の行動は、傍で見ていればおバカであって
も本人にとっては真剣に考えた末でのことである。国語の先生から
「先生とはどういう意味だろうか?」と問われると「先細りの生活」
とか「先の見えた生涯」などの答えが……という、ギャグ漫画。

 作者名の「こだくさん」ですけど、これは「いぬぶろ」と「一条
マサヒデ」の合同ペンネーム。原作担当の一条マサヒデは「殺し屋
さん」(画・春輝)で人気が爆発した、下ネタ&駄ジャレが得意な
原作者である。一例を挙げれば「だいたい、部をナメてるんですよ」
というセリフが「大腿部を舐めている!?」てなことになっている。
これは「空耳アワー」そのまんまですな。

 一方、作画担当の「いぬぶろ」は、美少女ローリー漫画が得意な
女性漫画家。セーラー服女子中学生の作画にはピッタリの人(笑)。
ちなみに私的にお気に入りのキャラですと、外見だとメガネっ娘の
「長谷川綾子」ですね。三つ編みがキュートなのに孤独なガリ勉娘。
性格では「里見楓」でしょうか。常に突拍子もない行動をしている。
トイレに描いた絵がえらく上手だった(笑)。


・休止期間 (2012/6/7)〜(2012/11/29)


543. 面白い野球って?(2012/5/31)
 先日、スポーツ新聞を見ていたら「野球は面白いのか?」という
特集記事があった。要点だけ解説すれば、統一球の採用以降、逆転
勝利の回数が減っているのが一因、ということだそうな。ペナント
(交流戦を除く)では、4点差を逆転した試合はゼロだという。

 私はちょっとした違和感を覚えたんですが、そもそもスポーツの
醍醐味とは「筋書きが無いドラマ」なんじゃないの? ってこと。
逆転勝利が度々あった方が「観応えがある」のは解りますが、でも
それって一歩間違うと八百長じゃね? いや「演出」と言った方が
解り易いでしょう。わざわざ「逆転勝利がしやすい飛ぶボール」を
使うのは、良し悪しですよ。飛ばない統一球は長打やホームランの
発生率を低下させてるそうだけど、それって基本的に「大リーグと
同じ様式になった」ってコトなんで、長打発生率の低下は「それが
日本野球のレベル」ということでしょう? マイナーで、メジャー
では通用しない程度の野球なら、つまんないのは当たり前だと思う
のだが……往年の野球ファンは日本野球の現状を、どのように見て
るんでしょうか?

 と・こ・ろ・で。大リーガー・松井はメジャーに昇格して、即日
スタメン、2ラン放ってたよ。これならファンは大喜びでしょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。

 でその1作は、市東亮子「やじきた学園道中記 II」第3巻です。
通巻だと33巻目。本作はプリンセスGOLDにて連載中。今巻の
やじきたコンビは群馬県館林・城沼高校に転入。近隣の茂林寺高校
とのトラブル解決を依頼される。だが最初はただの抗争に思えたが、
タヌキとキツネの敵対関係が加わっていることが判明する。館林は
「ぶんぶく茶釜」で有名な土地だが……という、学園物。

 今回は1巻モノという長さのためか、さらっと解決した印象です。
そういや、作者の絵柄もずいぶん垢抜けてきたように見えますな。
終盤での展開で、やじきたコンビの表情を見てると尚更そう思える。
キツネやタヌキなどの取り憑きネタなら、「奥山の妖怪変化」並の
不気味さが欲しかったところ。ギャグに振った展開が余計そう感じ
させたのかも? キタさんには災難でしたけど、個人的には妙齢の
美人・新田更紗の出番がもっとあると良かった(笑)。

542. スカイツリー開業(2012/5/24)
 新たな東京の名所がやっと営業を開始しましたね。世界一の高さ
を目指して建設されたスカイツリーは、634メートルもあります。
これは「武蔵の国」にちなんだ語呂合わせなんだそうな。なかなか
憶えやすくてよろしいですな。ちなみに東京タワーは333mです。
これも憶えやすい。

 しかしこのスカイツリー、残念ながら既に世界一じゃないんです
けどね(笑)。電波塔限定としては世界一だとか。世の中にはこの
「世界一」というネームバリューを欲しがる人々が多くて、建造物
の高さなら10年を待たずに更新されてしまうという。なぜにして
みんなそんなに高いトコ好きなんだろう? バカだから?(笑) 
いや、私は高いとこ苦手なんすよ(泣)。バンジージャンプも跳べ
ないくらいなんで。アレは「跳んだ証明書」がもらえるそうですな。
さすがにスカイツリーじゃできないでしょうけど。

 でもこのペースでいくと、私が生きている間に軌道エレベーター
の高さまでいくんじゃないでしょうかね? 1kmレベルはもうすぐ
ですので、ちょいと期待してますよ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 その1作は、速水螺旋人(はやみらせんじん)「大砲とスタンプ」
第1巻。これはモーニング・ツーにて連載中。内容は、ヒロインの
マルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉は大公国軍人。士官学校を出て
新たな任地先は、アゲゾコ要塞補給廠管理部第二中隊。彼女は銃を
持って戦うことのない、いわゆる「紙の兵隊」だ。先任のキリール
大尉の部下として、事務仕事に熱中する。ところが、書類上にしか
存在しない倉庫があって……という、架空戦記お役所モノ。

 いやこれは狭いところを突いた設定ですな(笑)。架空戦記物も
ついにここまできたか、といった感がありますね。作者あとがきに
よれば、影響を受けた元ネタとして高橋猛「海軍めしたき物語」を
あげてます。この類の話は実際の戦闘の戦記よりリアル感があって
面白いんですよ。私も前にハインツ・ヘーネの「髑髏の結社SSの
歴史」(上下巻)を読んで、そう思いました。

 さて本編のヒロインであるマルチナは、金髪碧眼の眼鏡っ娘で、
性格は「委員長」ですね。しかしお酒が強かったり、ちょいとした
荒技も駆使できたり、という「できるオンナ」でもある。そりゃあ
人気でるでしょう(笑)。名前の「M」はなんの略なんでしょ? 
まさか「マトリョーシカ」じゃないでしようね?(笑) それと、
私的なお気に入りキャラは、アーネチカ兵長です。第二中隊の女性
兵士はマルチナとアーネチカだけのようで、二大ヒロインといった
ところでしょうか。文字も書けないバカ娘なんですが、格闘戦には
自信がある様子。当時なら、実際によくいるタイプと思われます。
ポニーテールも可愛らしいですね。

 本作の物語設定はどう見ても第二次大戦のソ連軍で、架空兵器も
ウンチク満載で登場してます。ミリオタにはたまらん作品には違い
ありません。そのせいか昨年末には出ていた単行本が、私がゲット
したのは既に三刷り……三ヶ月で? 毎月重版ですかい? すげぇ
人気ですな。ちゅうか、版元もこんな売れるとは思ってなかったん
でしょう(笑)。

541. 哀愁のグルメ道(2012/5/17)
 先週は蕎麦屋ネタでしたが、今週も蕎麦ネタ。久々に旨い蕎麦を
食べれたので、ちょいと蕎麦ハマリ状態に陥りました。いつも行く
高級食材店に出向いて、お気に入りの蕎麦を買って自宅で食べよう
と思ったのです……しかし、そこで問題が。

「おろ? **蕎麦は売切れか? ちょいと店員さん、**蕎麦は
今日は品切れですか?」
「あ……その製品は生産中止になりました」
「マジですか!?」

 なんかもう「ガーン!」って感じですかね? でも、同じ製麺所
の代替品が入荷していたので、とりあえずそれを購入してみた。

「さっそく喰ってみるか……味が違う!」

 いやまあ、それだけのコトなんですけどね……お気に入りの製品
だっただけに、ショックがでかかった。以前の製品は「田舎蕎麦」
らしい黒々とした外見で喉ごしも重かったんですけど、代替品では
つるっとした「更科蕎麦」になってしまっていて、味が変わったの
は明らかです。

「また、オレ好味の蕎麦を探すことになるのか……」

 なんちゅうか、現代人は更科蕎麦の方が旨いと思うんでしょうが、
根っから田舎者の私はやっぱり田舎蕎麦なんですよ。そういや実家
(茨城県)でも「黒々・ぼそぼそ」食感の田舎蕎麦を出す店は減る
一方で、このままいくと、私の食生活から蕎麦が消えるのも時間の
問題か……という不安がつのってます。

 巷で「蕎麦通」を自称する人々も、圧倒的に田舎蕎麦が好きなん
ですけどね……まあ既に少数派となっているため、蕎麦屋側が一般
大衆の好味に合わせて味を変えていく、というのも仕方のないこと
なのかもしれません。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。

 続巻の1作は、森薫「乙嫁語り」第4巻です。これはフェローズ
にて連載中。今巻のお嫁さんは、ライラとレイリの双子の娘さんが
登場です。スミスは旅の途中、双子に湖に落ちたところを助けられ、
お爺さんの治療をすることに……という展開。この作品は「乙嫁」
のタイトル通り、様々なタイプの縁談エピソードがある。

 今回は立寄った村でのお話ですが、パリヤさんの縁談も同時進行
でチラッと描かれてました。メインの双子は元気バリバリ、作者の
あとがきのノリのまんまのキャラで、かなりウケた。でも私的には
双子達当人よりその母(ミナー)にマジ惚れです(笑)。勇ましい
奥様ですな。お姉さんもいますが、母娘もよく似てますね。きっと
双子が成長した暁には、似た女性になるのでは? とか思ってます。
ちょいとサームとサーミが羨ましくなりましたよ。

 ちなみに、私の親戚にも双子の姉妹がいるんですけど……私には
見分けがつきません(泣)。

540. グルメ紀行(2012/5/10)
 GWも後半は雨に降られちゃいましたね。しかも「春雨」なんて
やさしいもんではなく「春雷」ってスゴさだった。そういや昨日も
夕立があって、私も危うくズブ濡れになるところでしたよ。

 さて私のGWですが、友人大先生様とオタク論議をした翌日に、
別の二人と3人して出掛けたんですよ。会ったの二ヶ月ぶりくらい
だったんですが、なんかえらく久しぶりに感じましたね。

友人Y「そういや今日はメシどうする? MKは何喰いたい?」
私「今日はカレー以外でお願いします」
N「え? なんでまた?」
私「メシ作るのめんどくさかったから、カレー大量に作ってある」
二人「ハハハハハ!」
私「ほら、カレーとかって一人分は作れないじゃん? お鍋一杯に
作り置きしてあるんだよ」
N「ハハハ……じゃカレー以外ってゆーと、なんだ?」
私「……なんだろ? ああ、蕎麦を喰いたいね」
友人Y「日本蕎麦か……あの**店は閉店しちゃったからな」
私「そうなんよ。なんか寂しいよねぇ……」
 注1・この「**店」は、我々の行きつけの蕎麦屋だった。

私「この際だから、新規開拓しましょうよ」
N「ああ、そいつはいい。でも蕎麦って++屋以外だと……」
 注2・この「++屋」は、不味いので有名な店。

友人Y「行ったこと無い店なら1軒あるけどな」
私「え? どこ?」
友人Y「街道沿いのちっこい店だよ。そこ行ってみる?」
私「うむ。行ってみましょう」

 んで、その店に行ってみたんですが、確かに私もその店の存在は
知ってました……ちゅうか、あまりに寂れた店構えで、どうみても
個人経営の「趣味の店」ですね。

N「注文取りに来たの、お婆ちゃんだったよ」
私「ちゅうかコレ、**店と形態一緒じゃね?」
友人Y「これは期待できる……かも?」

 私は用心して「大ざる」を注文。ここは手打ち蕎麦で、更科系の
平打ちタイプ。普通に美味い蕎麦なの安心しましたよ。しかし、

私「……蕎麦湯うめぇ!!」

 いやこれがマジ旨いんすよ。シャレにならんくらい。うちの実家
の近所にも旨い手打ち蕎麦屋がありますが、タメ張れる旨さでした。
店内でこんな叫んだのは、神田の餃子屋以来だったか?

 でもこの蕎麦屋、えらくちっこいです。どのくらい寂れてるかと
ゆーと、駐車場は店先3台がやっと(笑)。店の造り自体は純和風
なので素晴らしいんですけどね。店内は12人掛けの大テーブルが
1席、4人テーブルが2席で、一応、座敷も2席……店内満席でも
24人が限界。

友人Y「ここ車で来るのは、ちょっとムリがあるな……」
私「なんか蕎麦饅頭とか売ってますけど?」
N「えっ? 夜7時で閉店なの!?」

 スゲェ経営形態ですね(笑)。きっと爺ちゃん婆ちゃんが好きで
やってる店なんでしょう……そういや閉店した**店もこんな感じ
でした。旨い店なんで、またつぶれなきゃいいんだけどなあ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 でその1作は、みつや「パイコレ PAI COLLE」です。これはメガ
ストアやメガストアHに掲載されたH漫画の作品集。タイトルから
して解ると思われますが、これ「おっぱいコレクション」のこと。
全7作の内1作が3回連作モノで、+あとがきマンガが7ページ。
ヒロインは様々で、幼馴染だった彼女、塾の女講師、同級生、歯科
医師、漫画のアシスタント……などなど。ちなみに3回連作モノは
三姉妹で、次女が同級生という設定でした。

 私的にお気に入りだったのは2作目の「モモサプリ」でしたね。
進学塾の「モモ先生」は、生徒一人毎に異なる指導するので有名な
名物講師。全然やる気の無い生徒・長谷川ゆう太には、居残り個人
授業に誘い……という展開。このモモ先生、ロングな黒髪をポニー
テールにした爆乳のメガネっ娘です……足しゃあいいってもんでも
ないんですが(笑)。それで個人授業ときたらもう(笑)。女教師
好きの諸兄には「たまらん存在」ですな。

 それと、あとがきマンガはヒロインの表紙ゲット・バトル。どの
キャラも表紙なりたさに、作者に色仕掛けを敢行する……という、
作者の願望丸出しの展開(笑)。5作目の「愛シスタント」もそう
した設定で、ヒロインの「森野夢子」は黒髪を三つ編みにした爆乳
メガネっ娘でした。作者はメガネっ娘好きなんですかね? しかし
見事表紙をゲットしたのは3作目の「嬉ツン!」のヒロイン「秋田
美鈴」だった。黒髪ツインテ娘でしたけど、やはりツンデレ同級生
の威力はスゲェ(笑)。私は「心配な顔」には超萌えでした。あと
首のチョーカーが猫っぽくてナイスです。

 と・こ・ろ・で。作者「みつや」は「どっかで見たな?」という
絵柄だったんですが、ヤングコミックからも単行本が出てました。
本書は2冊目なんだそうな。全編が「明るいエッチ」な作風なので、
安心して読めますね。

539. GWは9連休(2012/5/3)
 10連休の人もいるかと思われますけど、ゴールデンウィークも
早後半になってしまってますね。私は相も変わらずヒッキー状態の
ままゲーム三昧の日々です。先週からずっとそうだったんですが、
これがなんと友人大先生様にも飛び火しました(笑)。
 以下、ある日の会話。

友人「ちょMK。ホムペの旧作ゲームって、なにやってんの?」
私「SFCの『三国志 III』だよ」
友人「うわ古っ!! って、ソレいつごろだったっけ?」
私「パッケージには1992年てあるから、丁度20年前だね」
友人「なんだよ、オレら厨房時代かよ(笑)」
私「いや、その話題は歳がバレるのでやめましょう(笑)」

 で、ゲットしてきた裏技本を見せたところ「これオレにも貸せ」
と言われ、カツアゲされました(笑)。なんかね、ある有名RPG
でバグって先に進めなかった場所があるそうなんで、再挑戦したい
そうなんですって。

私「そのバグって、初期製造ロムの一部にしかないエラーですな。
この本にも、ロムによってはバグは発生しないって、書いてある」
友人「だからオレはそのバージョンを持ってんだよ」
私「マニアックな人ですね、あなた(笑)。じゃそん時からずっと
クリアしてなかったんかい?」
友人「いや、その後に中古屋で買ってクリアしてる」
私「ああそう(笑)。パソコンのエミュでクリアした、とか言われ
たらどうしようかと思ったよ」
友人「ヴォケ! コピー製品など邪道の極みじゃ! オタクは初物
ゲットが自慢なんじゃ。よう憶えとけやゴルァ!」

 彼のオタク魂には頭が下がる思いですね。そういやブランド品は
ビニール製の偽バッグでいいや、っていうギャルとは違うんだな。
「ギャルとは違うのだよ、ギャルとは」って感じ?(笑) それに
世の中には「ファミコンのロムカセット全種類集めたぜ」っていう
人もいるって聞いたし……オタク道もここに極まれり、ってか。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 でその1作は、由雅なおは「プリクラへようこそ」です。これは
コミック華陵学園初等部に連載されてたH漫画。内容は、主人公・
古手川総一郎は講師を目指す青年。華陵学園への本採用試験として、
小人数クラスを担任することになった。だが集まった5人の生徒は
美少女揃いで、自分のファンだった……という、学園エロ作品。

 ジャンル的にはローリー物でして、ヒロイン5人は全員ナイチチ
もしくはチョイチチばかり。ツンデレだったり眼鏡っ娘だったり、
帰国子女の金髪がいたり……というラインナップも、もはやお約束
となってますね(笑)。私的なお気に入りキャラですと、ショート
カットの「柊真奈」ですか。彼女はスポーツ大好きな「ボクっ娘」。
5人それぞれ微妙に胸の描き方が違うため、最も貧乳な役どころ。
男っぽいところがコンプレックスになっているところへ、主人公の
優しさが炸裂……ノリはPC系のHゲームに酷似してます。私なら
最初に「真奈ルート」をクリアするハズですな(笑)。

 ちなみに、作者は以前にHPCゲーム「プリンセスラバー!」の
コミック化を担当したことがあって、その時は「デカ乳に初挑戦」
とか言ってたんです。そこでちょいと気になって、以前の単行本を
買ってみたんですが、案の定それまではローリー専門作家でした。
元々がスタンダードな萌えキャラ系の画風のため、逆にデカ乳には
違和感があります。しかしローリー系には厳しい昨今、両刀使いの
テクを身につけるのはムダではないでしょう。私はローリーの方が
あってると思いますけど、この人もデカ乳に転向した作家の一人と
言えますね。

538. 遊べるゲームとは?(2012/4/26)
 先日、古書店で97年版のゲーム裏技本を見つけたので、即買い
しちゃいましたよ(笑)。いやこの頃は初代プレステとサターンが
争ってた時代で、エライ懐かしい気分。FFとかまだ5作目(V) の頃です……カエルが妙に新鮮だ。

 そういや、最近のゲームは北米市場を意識するあまり、日本的な
ジョークが少なくなったような気がしますね。ま、超リアル3Dで
「カエル」をやるワケにはいかん(笑)のでしょうが、もちょっと
ギャグがあってもいいような気がする。カエルでなくとも、RPG
の勇者が「わかったかね?」と訊かれて、その返事が「ぜんぜん」
だったり(笑)、会話にもどっかおかしな部分があったんですな。
遊べるゲームって、要はゲームメーカーさんも「遊んじゃってる」
ようなところがあったんじゃないかと思うんですよ。

 ところで、ここ数日は我が家にあるスーファミを倉庫(押し入れ)
から引っ張り出してきて、本に載ってるウラ技を試してました……
延々とやっちまったよ(泣)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 でその1作は、そうま竜也「もっちゃん」です。これはコミック
天魔やLOに掲載されたHマンガ。ヒロインの「宮本理奈」は中学
二年生。愛称は「もっちゃん」。テストでは10番以内を目指して
いるガリ勉のメガネっ娘で、黒髪ショートの大人しい雰囲気の娘。
だがムッチリと成長した体は人並みにHがしたくてたまらなかった。
雨の下校途中で会った三年の「大川よしひこ」先輩に、突然「私と
Hしませんか?」と切り出したが……という、初H作品。

 この「もっちゃん」はスゲカワエロい娘さんですな。初Hの相手
選びは突然でしたが、後はラブラブ展開。作者は「ムッチリ感」を
大切にしているようで、スク水Hもアリです。これがまたムチムチ
しててイイ感じ。巻末に収録の「ぴかち」も前後編の初Hモノで、
ここでもスク水が登場……なんかスク水のトーンの貼り方がすげえ
リアルなんですけど?(笑) こだわりがありますな。

 で、本編は連作7話ですが、途中で掲載誌が変わったり、最終回
だけ丸4年も間が開いたりしてたんです。こうして一冊の単行本に
なったのは僥倖と言えるかもしれませんね。作者は以前からちょい
エロなマンガを描いてましたけど、これからもどんどんムッチリを
描いてほしいなあ。

537. 葉桜(2012/4/19)
 ここ数日の天候不順のせいで、近所のサクラは全て散ってしまい
ましたよ……そうでないサクラも葉桜になってしまってる。それと
先日の夕方ごろ、スゲェ雷鳴がしてましたけど、どこか東京近郊に
落ちたんでしょうかね?

 ここ数日、以前に購入してあった書籍を仕分けして、創作小説に
必要な本から順に読み始めた……のはよかったが、さすがに3巻組
のハードカバー歴史書はキツイ(笑)。書いてある事例を自分でも
確認(ネットなどで)しながら読み進めているため、エライ時間が
掛かるのだ。しかしこの類(中世)の歴史書だと、資料となってる
原典の書籍もラテン語で、外国の図書館にしか無かったりする……
一応、書名だけはチェックできるが、内容の確認までは不可能。

 しかも著者が外国の人だと聖書からの引用もかなりあり、コレも
中世の聖書はラテン語で、現代の日本語翻訳文とは違ってたりする。
元の旧約聖書はラテン語ですらなくて、古代ヘブライ語かアラム語
(ガラリヤの地方語)だったりして……そんなん読める日本人って
いるの? 前に三笠宮(崇仁)殿下は民族学が専門で、ヘブライ語
も堪能だという話を聞いたが、まあいたとしても数人だろう。

 そんなワケで、私は春とはいえ絶賛ヒキコモリ中ですよ。今週は
自宅と勤め先の往復しかしてないっす(笑)。

〜今週の更新情報〜
 この「だべり」ページの「かころぐ」が21ページ目に突入です。
いつもの更新の方は「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 その1作は、野広実由「うちの姉様」第1巻です。これは竹書房
の「まんがタイムオリジナル」にて連載中。内容ですが、主人公の
「日高倫(りん)」は小学二年生。妹の「るる」は小学一年生で、
姉の「鈴音」は東大二年生。ちょっと歳上の姉・涼音は、勉強なら
ものすごくできるのに、学校帰りなのにパンストを片方しか履いて
なかったり、ミニスカのまま運動会に出てきたりと、普段の行動が
ちょっとおかしくて……という、姉様4コマ。

 本作はたま〜に雑誌で読んでたんですけど、面白そうだったので
1巻を購入してみましたよ。竹書房の「まんがタイム」というと、
東屋めめ「リコーダーとランドセル」がアニメ化して大人気放映中。
こちらも姉弟モノですが、妹もいて3人組。主人公の倫はおかしな
姉に振り回される役回りで、典型的な「巻き込まれキャラ」です。
インドアで大人しい性格に加え、元気な妹にも振り回される……と
はいえ、鈴音が面白いキャラなので救われることもあったりする。
鈴音の好物が「山柿(ヤマガキ)の揚げパン」なのも変わってます。
そういや、PS2のゲーム「アルトネリコ」にも、揚げパン好きの
キャラがいたな……どこで流行ってんだ? 揚げパン。

 ところで、最近は姉弟ネタの4コマが人気なようですが、現代の
世帯人口は3.88人で「ひとりっ子」の方が多いハズ……それで
逆に兄弟が多いと新鮮にうつるんでしょうかね?

536. サクラの春(2012/4/12)
 スゲェ嵐の後、先週末には我が家の近所で「さくら祭り」が開催
されてました。東京では八分咲の時期だったんですな。しかし昨日
からまた雨が降ってたりして、見頃はもう今日明日ぐらいになって
しまいましたよ。

 サクラの季節で思い出すのは、やはり入学式ですね。近くの高校
でもやってましたけど、ちょっと驚いたのは、朝6時ごろから校門
の前に新入生が並んでるんですよ……なんのため? とか思ったら
「校門前で記念写真を撮るため」だったんですな。校門というか、
あの入学式の看板の前で撮るワケです。これが見た目で百人くらい
並んでて、もちろん写真を撮るのは親御さんですから、新入学生は
その半分もいなかったと思いますけどね。

 にしても、1人あたり5分で撮ったとしても1時間で12人しか
撮れない計算になるワケで、そりゃ朝から並ぶわなぁ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。

 その1作は、塩野干支郎次「ネコサス:シックス[完全版]」。
これはガムコミックス+の一冊。内容は、高校生の主人公・勝克彦
の部屋に、ネコ耳を持った美少女アンドロイド「ネコサス6型」が
未来からタイムワープしてきた。克彦の願望を叶えるためにやって
きたハズだったのに、やることなすことエライ迷惑なことばかりで
……という、SFギャグ漫画。

 この作者は別作品の「ブロッケンブラッド」でも痛快なギャグを
とばしてましたけど、本作がその原点の作品。タイトルからして某
ターミネーターのパクリで、出現シーンまで同じだ(笑)。主人公
の克彦は軽音部に所属し、エレキギターも修理できる秀才タイプ。
しかし、おしかけアンドロイド(命名「ミミコ」)が繰り出す傍若
無人な行動により、毎日が大変なことになってしまう。しまいには
高次元特異点の扱いをされ、異次元の宇宙船から回収されることに
……という展開。正直言ってギャグを説明するのは難しいのだが、
前出ブロッケンブラッドと同じく「主人公が災難に巻き込まれる」
というパターン物だ。終始「投げっぱなし」のギャグは、編集者に
言わせると「鬼才」の部類なんだそうな。

 ちなみに、本作は商業誌デビュー作だったんですが、連載途中で
打ち切り。その後に一度エンターブレインから発行されて、これは
ワニブックスから出直した完全版です。旧版との違いは、最終話が
収録されたこと。マンガとしては反則ワザの最終回は必見でしょう。
私的に「魔界猫耳十二神将」はお気に入りですよ(笑)。


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05 126-150(2004.5.27-2004.11.11)
04 101-125(2003.12.4-2004.5.20)
03 076-100(2003.6.12-2003.11.27)
02 051-075(2002.12.25-2003.6.6)
01 001-050(2001.12.17-2002.12.17)


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